コンテクストに沿った型付け
TypeScriptでは、"ボトムアップ"形式で、型付けが行われます。例えば、次の例では、引数が2つともnumberであるため、返り値もnumberであると判定されます。- -
返り値がnumberであるため、次の例はエラーとなります。
- -
エラー:
Cannot convert 'number' to 'string'number- -
一般的に、この方式で型推論を行うことにより、開発者にとって見通しがつきやすい判定が行われます。
特定のケースでは、TypeScriptコンパイラは、"トップダウン"形式で引数の型を推論します(Contexual Typing)。このContexual Typingは、開発環境でのコード補完機能などで活用されます。
(つづく)
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